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「投手・大谷」に守護神起用はあり得る? 213勝154S殿堂入り投手の見解「ド軍の救援陣は苦しんでいるが…」

米大リーグのドジャース・大谷翔平投手は投手復帰に向け、ブルペン投球やライブBPなどで調整を進めている。7月の球宴後にも復帰登板が噂されるが、ドジャースでの起用法について米国で議論が交わされた。それは「先発か、クローザーか」についてだ。

ドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】

ジョン・スモルツ氏がポッドキャスト番組で言及

 米大リーグのドジャース・大谷翔平投手は投手復帰に向け、ブルペン投球やライブBPなどで調整を進めている。7月の球宴後にも復帰登板が噂されるが、ドジャースでの起用法について米国で議論が交わされた。それは「先発か、クローザーか」についてだ。

 米スポーツ専門局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏のポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ」にこのほど、213勝&154セーブを挙げている殿堂入り投手、ジョン・スモルツ氏が登場。そのなかで、司会のバーランダー氏から「あなたは、ショウヘイが戻ってきたときに先発としてみたいですか? それともクローザーとして見たいですか?」と問われた。

 スモルツ氏は「彼が怪我から復帰したわけではなく、ただ休養を与えられただけなのであれば、クローザーという案は少し魅力的に映る」としながら「だが、怪我から戻ってきたわけだから、計画的でコントロールされた登板が必要だ」と主張した。

「だから、怪我からの復帰で彼をクローザーとして起用するのは不利益になるだろう」と先発起用を支持し、「試合数を制限しなくてはならず、その試合ではクローザーとして機能しない可能性があるからね」と見解を述べた。

「クローザーの役割には未知数な部分が多く、怪我からの復帰として魅力的な役割だとは思わない。だが、ドジャースはリリーフ陣が多いものの、苦しんでいる部分もある。それを解決しなければならない」とし、大谷が復帰してもブルペンの整備は必要であると訴えた。

 大谷はエンゼルス時代の2023年夏にトミー・ジョン手術を受け、ドジャース1年目だった昨季は野手に専念。「54-59」など歴史的シーズンを過ごし、野手の評価がさらに高まっただけに、ドジャースでの起用法に注目が集まっている。

(THE ANSWER編集部)



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