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大谷翔平の異次元打球に実況ポロリ「知っていたのか?」 OB解説者が苦笑いした敵ベンチの挙動「見てないから…」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)までのロード6連戦中に3本塁打。今季20発として両リーグトップに立っている。25日(同26日)からの3戦連発では、米国の放送席が「知っていたのか?」「空をひっかくような高弾道!」と驚きの声を上げるばかりだった。

メッツ戦で18号先頭打者弾を放ったドジャースの大谷翔平【写真:荒川祐史】
メッツ戦で18号先頭打者弾を放ったドジャースの大谷翔平【写真:荒川祐史】

遠くへ!逆方向へ!異次元打球の連続に実況席は困惑

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)までのロード6連戦中に3本塁打。今季20発として両リーグトップに立っている。25日(同26日)からの3戦連発では、米国の放送席が「知っていたのか?」「空をひっかくような高弾道!」と驚きの声を上げるばかりだった。

 大谷は25日(同26日)のメッツ戦前に、打者を相手にする投球練習「ライブBP」を行った。実戦形式の投球は、右ひじを手術した2023年以来実に641日ぶりだ。そしてさらなる驚きを与えたのは、数時間後に試合が始まった直後だった。「1番・DH」で先発すると、千賀から18号先頭打者弾を放った。

 飛距離411フィート(約125.3メートル)という豪快弾に、米専門局「ESPN」の実況席は大興奮。実況のカール・ラベッチ氏が「球が吹き飛ばされた! 彼(千賀)は今季2本目の本塁打を、上段へ浴びた。オオタニの18号だ」と伝えると、解説も「彼は知っていたのか? ショウヘイ・オオタニが打つ時、彼は当たった瞬間に分かっていたんだ」と困惑気味。誰もが打った瞬間、柵越えと分かったほどの驚きを伝えていた。

 場所をクリーブランドに移し、翌26日(同27日)のガーディアンズ戦でも初回に19号先頭打者弾。打球速度115マイル(約185キロ)という超速弾だった。この25秒前の行動に驚いたのが米カリフォルニア州地元ラジオ局「KLAC」のドジャース番組のホストを務めるデビッド・バッセ氏だ。

 自身のXに「オオタニはガーディアンズのダグアウトに笑顔で挨拶したと思ったら、試合の初球を叩き込んで、今シーズン19号のホームランを放った」と行動を紹介した。大谷が打席に入る前に相手ベンチに挨拶することはお馴染み。礼儀正しい所作との落差に驚いている。

 また27日(同28日)の試合では、4回に20号2ラン。地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継では、実況のジョー・デービス氏が「空をひっかくような高弾道で逆方向へ! オオタニが20号だ!」と興奮した様子で伝えた。さらに解説のオーレル・ハーシュハイザー氏も「ドジャース戦を普段から見ている人なら、この打球が本塁打になったことはすぐに分かったでしょう。ショウヘイ自身も分かっていました。でも、ガーディアンズ側は驚いたようです。左打者が、まるで右打者が引っ張ったかのような打球を逆方向へ打つのを、彼らは今季まだ見ていないからね」と苦笑いしていた。

(THE ANSWER編集部)



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