千賀滉大、審判から異例の“交換命令”に戸惑い「言われたことなかったので…」 グラブ問題視「グレーでボールに近いからダメ、と」
米大リーグ・メッツの千賀滉大投手は25日(日本時間26日)、本拠地ドジャース戦に先発登板した。大谷翔平に18号先頭打者アーチを打たれるも、その後は得点を許さず5回1/3を1失点で降板。チームは3-1で勝利し、今季5勝目(3敗)を挙げた。ただ試合序盤には、グラブを交換するよう審判から命じられるシーンも。試合後は「言われたことはなかったので……」と戸惑い気味に、この場面を振り返った。

初回に使ったグレー×紫のグラブでひと悶着
米大リーグ・メッツの千賀滉大投手は25日(日本時間26日)、本拠地ドジャース戦に先発登板した。大谷翔平に18号先頭打者アーチを打たれるも、その後は得点を許さず5回1/3を1失点で降板。チームは3-1で勝利し、今季5勝目(3敗)を挙げた。ただ試合序盤には、グラブを交換するよう審判から命じられるシーンも。試合後は「言われたことはなかったので……」と戸惑い気味に、この場面を振り返った。
この試合、千賀は白みがかったグレーと、パープルのグラブで登板。メッツ選手はシティコネクトユニホームの着用日で、アンダーシャツがパープル、ユニホームは濃いグレーというデザインだった。しかし、初回の投球を終えると審判から声をかけられた。グラブを交換するように命じられたようで、2回からは黒のグラブに変わっていた。
メッツの地元局「SNY」が公式YouTubeに公開したインタビュー動画によると、試合後の千賀は「(色が)グレーでボールに近いからダメと言われて。もちろん知ってはいたんですけど、前回もそうですし、その前も言われたことはなかったので……。まあ、これで言われたので考えようかなと思います」と話した。
このシーンについて、カルロス・メンドーサ監督は米スポーツ専門局「ESPN」の中継内で「グラブの色だ。あのグラブは薄いグレーだったのだけど、薄いグレーや白は使ってはいけないと言われた」と説明した。ただグラブを変えた2回以降の投球に影響はなし。6回途中まで101球を投げ5安打1失点。防御率1.46でリーグトップに立っている。
(THE ANSWER編集部)