F1モナコGP

　F1モナコグランプリ（GP）は現地25日に決勝が行われる。ドライバーたちが世界屈指の華やかな舞台に集結する中、マックス・フェルスタッペン（レッドブル）が“出勤”で使用した豪華な一艇が話題となっている。注目を集めたのは、総額1200万ポンド（約23億円）ともされる自身のスーパーヨットだった。

　英紙「ザ・サン」は「マックス・フェルスタッペンの1200万ポンドの『アンリーシュ・ザ・ライオン』スーパーヨットがモナコGPで注目を集める」との見出しで、豪華な所有船に関する詳細を伝えた。

　記事によると、このヨットは全長33メートルの「マングスタ・グランスポルト33」で、イタリアの造船メーカー、オーバーマリンによって建造された。フェルスタッペンは、モデルでパートナーのケリー・ピケと共に1月に視察し、冬のオフシーズンに進水したという。

　船内には5つのステートルームと3つの乗組員用キャビンが設けられ、最大で12人のゲストを収容可能。上部には複数のラウンジエリアに加えて広々としたサンデッキ、さらに船尾には水面へのアクセスを容易にするビーチクラブも完備されている。

　こうした贅沢な仕様にふさわしく、「年間73万9000ポンド（約1億4000万円）という維持費」がかかると紹介されている。

　F1モナコGPは、世界中の超富裕層やセレブリティが一堂に会する豪華な舞台。「桁外れの富を誇示し合う中で、このヨットがひときわ注目を集めるというのは並大抵のことではない」と、同紙は驚きを伝えている。