海外ボクシングで前代未聞の蛮行 リング上で突如レフェリー襲撃…「馬鹿げてる」世界王者が怒り
海外ボクシングの試合後、リング上で起きたレフェリー“襲撃事件”が波紋を広げている。現地17日、ドミニカ共和国のサントドミンゴで起きた衝撃的な光景に、女子世界ヘビー級統一王者も「馬鹿げている」と怒りを露わにした。

ドミニカ共和国で大事件発生…試合直後レフェリーがボコボコに
海外ボクシングの試合後、リング上で起きたレフェリー“襲撃事件”が波紋を広げている。現地17日、ドミニカ共和国のサントドミンゴで起きた衝撃的な光景に、女子世界ヘビー級統一王者も「馬鹿げている」と怒りを露わにした。
目を疑うような事件が起きたのは、バンタム級のルベルト・ヒメネス対マルセリーノ・ニエベス戦後だった。ヒメネスが判定勝ちした直後、レフェリーはリングに上がってきた男にいきなり顔面を殴打された。さらに黒シャツを着た複数の男に取り囲まれ“袋叩き”に。別の白いシャツの男たちもこれに加勢し、現場は大混乱になった。
前代未聞の事態とあって、事件の波紋は拡大。女子世界ヘビー級統一王者のクラレッサ・シールズは自身のXで「これは本当に馬鹿げているわ!!!!! 悲しい!!!!!」と怒りを露わに。海外ファンからも「これは狂っている」「まったく恥ずかしいことだ」などと、非難の声が多数上がった。
米専門メディア「ワールド・ボクシング・ニュース」はこの事件について「前座試合でのレフェリーの出来の悪さもあり、ニエベス陣営はレフェリーに怒りをぶつけた」と経緯を報道。WBCのマウリシオ・スレイマン会長は「このような行為を放置するわけにはいかない」と断固たる措置をとることを表明している。
(THE ANSWER編集部)