女子ゴルフ惜敗選手が気丈な行動 「一瞬でファンに」「数分後に…」2位金澤志奈にネット称賛
女子ゴルフの国内女子ツアー・Sky RKBレディスクラシックは18日、福岡雷山GC(6489ヤード、パー72)で最終日を行い、首位タイで出た22歳の神谷そら(郵船ロジスティクス)が劇的な逆転で今季初優勝を果たした。一方、最終18番を首位で迎えていた金澤志奈(クレスコ)はツアー初Vならず。優勝を逃した後、すぐにグリーン上で見せた行動がファンから称賛されている。

Sky RKBレディスクラシック
女子ゴルフの国内女子ツアー・Sky RKBレディスクラシックは18日、福岡雷山GC(6489ヤード、パー72)で最終日を行い、首位タイで出た22歳の神谷そら(郵船ロジスティクス)が劇的な逆転で今季初優勝を果たした。一方、最終18番を首位で迎えていた金澤志奈(クレスコ)はツアー初Vならず。優勝を逃した後、すぐにグリーン上で見せた行動がファンから称賛されている。
神谷が15番から3連続バーディーと猛烈な追い上げを見せる展開。1打差の首位で最終18番パー5を迎えた金澤は、バーディーパットを外した。2オンに成功していた神谷がこの後にイーグルパットを入れ、大逆転。ギャラリーは騒然となった。
神谷の優勝が決まった後、金澤はパーパットを沈めて通算13アンダー。惜しくも2位となった。ただ、直後にグリーン上で神谷を見つけると、笑顔で両手を広げてハグ。スポーツマンシップを忘れず、爽やかに健闘を称え合った。
実際のシーンを見たX上のファンからは「直前に優勝決められて数分後には笑顔で勝者を祝福 印象的でした」「最後自らハグしたところ何かいいなぁ」「笑顔で拍手をしたのを見て凄く感心し一瞬でファンになった」「最後イーグル時、志奈さんも拍手おくってナイススポーツマンシップ」などとコメントが書き込まれていた。
これまで何度も優勝争いに顔を出しながら、まだツアー初Vに届いていない金澤。今大会もあと一歩だった。ホールアウト後には「最後は私がバーディーを獲って優勝しないといけない場面でしたので、結果的にパーになってしまったのが悔しかったです」とコメント。ただ、この日も4バーディー、ボギーなしと安定したプレーで「思ったよりも平常心で自分のプレーに集中できましたし、自分自身いいプレーができたと思います」と手応えも口にしている。
(THE ANSWER編集部)