巨人ー中日

　逆方向への豪快な一発の反響が広がっている。プロ野球・巨人のリチャード内野手は18日、東京ドームで行われた中日戦の5回に代打で出場。右中間へ3ランHRを放った。ソフトバンクからトレードで移籍後2号となり、ベンチの阿部慎之助監督は歓喜の表情。ネット上のファンからも「打球の伸び方がジャッジすぎる」「トレードされてよかったなぁ」などの声が寄せられた。

　1点ビハインドの5回裏だった。2死一、三塁で真ん中低めに入った中日・松葉のスプリットを逆方向へ。弾丸ライナーはあっという間に右中間スタンドに突き刺さり、東京ドームは歓喜の渦になった。

　阿部監督も白い歯を見せ大喜び。25歳のリチャードは12日にソフトバンクとのトレードで巨人に加入。13日の試合でいきなり本塁打を放ち、この日のHRで移籍5戦で2本目となった。

　実際の本塁打動画をDAZNの野球公式Xが「東京ドームに笑顔が溢れる　阿部慎之助監督の策が的中　代打リチャードが逆転3ランホームラン」と記し、公開するとコメントが殺到した。

　試合は4-7で敗れるも「こんなん打てる選手が今の苦しい巨人に来てくれたのはありがたい」「打球の伸び方がジャッジすぎる」「完璧に仕留めた感はなかったのにあそこまで飛んでるの本当にすごいな」「当たった時の音ヤバすぎ」「トレードされてよかったなぁ、頑張ってほしい」など新加入リチャードに感謝や激励する巨人ファンの声が集まっていた。