パリ五輪金の北口榛花、かみ合わなかった今季初戦は「虚像が見えた」 独特表現で語る世界陸上への道【陸上セイコーGGP】
陸上のセイコーゴールデングランプリ(GGP)が18日、東京・国立競技場で行われる。17日は会場で一部選手が会見。昨夏のパリ五輪、女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花(JAL)は「日本の皆さんに見てもらえる機会は多くないので、自分のベストを尽くしたい」と意気込んだ。

今季初戦は4位…今大会で「自分の姿を見えるように」
陸上のセイコーゴールデングランプリ(GGP)が18日、東京・国立競技場で行われる。17日は会場で一部選手が会見。昨夏のパリ五輪、女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花(JAL)は「日本の皆さんに見てもらえる機会は多くないので、自分のベストを尽くしたい」と意気込んだ。
3日に中国で行われたダイヤモンドリーグが今季初戦となった北口。60メートル88で4位に終わった。投てきの状態について質問されると「ちょっと、なんか、初戦では北口榛花の虚像が見えた」と独特な表現を残す。この大会では「自分の姿を見えるようにしたいというのが本音」と笑いながら話した。
五輪女王に何が起きているのか。「トレーニングを積んで良くなったところはたくさんあるけど、やりを投げるという面では良くなった部分だけで押し切れるものではない」と、強化が距離という結果に結びついてない様子だ。
今大会に向けて、やりの構え方や助走の入り方など試行錯誤してきた。「どのパーセンテージで、どのくらいできるのかを試合を通して見つけていきたい」と先を見据えている。
9月に東京で行われる世界陸上は、既に代表に内定。その“前哨戦”となる今大会は海外からも実力者が来日しており「素晴らしい海外選手が日本にきてくれて嬉しい」と笑顔。自身についても「日本の皆さんに見てもらえる機会は多くないので、ベストを尽くしたい」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)