デーブ・ロバーツ監督が称賛

　米大リーグ・ドジャースは16日（日本時間17日）、本拠地エンゼルス戦に2-6で敗れた。大谷翔平投手は「1番・DH」で3打数2安打1打点。今季初となる3試合連発の中越え16号ソロを叩き込んだ。デーブ・ロバーツ監督は試合までに米放送局の番組に出演。球界史上最高との呼び声高い二刀流を指導するコツを冗談交じりに明かすと、司会者を笑わせた。

　米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の番組「The Herd」公式YouTubeチャンネルに出演したロバーツ監督。司会のコリン・カワード氏から、「おそらく史上最高の野球選手に対し、何か提案したりするのか？　全盛期のタイガー・ウッズやレブロン・ジェームズを指導するようなものだと思うが」と質問された。

　MVPの大谷とどう接するのか。ロバーツ監督は「まず第一に、できるだけ邪魔をしないようにすること。介入しないようにする」とニヤリ。カワード氏を「Hahahaha！」と思わず大笑いさせていた。

　続けて「でも同時に、彼らのことを他の選手と同じように扱わなければならないと思っている。彼らは本当に、自分だけ特別扱いされていないかをよく見ているからね。ただし、彼らにはそれに値する何かがあるのも事実。でも、基本的には彼のことも他の選手と同じように扱っているよ」と説明した。