大躍進のド軍キム・ヘソンがマイナー落ち回避へ 監督が期待、主力復帰しても「出番ある」 大谷打点UPに貢献
米大リーグのドジャースに今季新加入したキム・ヘソン内野手が、戦線離脱中の主力が復帰してもマイナー落ちを回避できる方向だ。デーブ・ロバーツ監督が16日(日本時間17日)の試合前会見で、トミー・エドマン内野手やテオスカー・ヘルナンデス外野手の復帰後も、ある程度の出場機会を確保できるとの見通しを示した。

キム・ヘソンが打率.429で猛アピール
米大リーグのドジャースに今季新加入したキム・ヘソン内野手が、戦線離脱中の主力が復帰してもマイナー落ちを回避できる方向だ。デーブ・ロバーツ監督が16日(日本時間17日)の試合前会見で、トミー・エドマン内野手やテオスカー・ヘルナンデス外野手の復帰後も、ある程度の出場機会を確保できるとの見通しを示した。
キム・ヘソンは15日(同16日)のアスレチックス戦までに、12試合で打率.429、1本塁打、5打点の大躍進。課題だった打力もOPSが1.038に達するなど結果を残した。9番打者で出場し、1番の大谷翔平投手の打点アップにも貢献。守備でも二塁、遊撃、中堅の守備に就く高いユーティリティー性を発揮している。
ただ、昇格はエドマンが右足首を痛め、負傷者リスト(IL)入りしたのがきっかけだった。その後左脚の付け根を痛めIL入りしたヘルナンデスとともに、近日中に復帰できる見通しだという。
その際、キム・ヘソンが大リーグに残るために何をすればいいかと問われた指揮官は「彼は確実にロースターにフィットしていると思う。ダイナミックなプレーヤーという点が好きだし、守備も好きだし、ユーティリティー性もある」と絶賛。「打席でのクオリティーも素晴らしいと思う。だから、今やっていることをこのまま継続すればいい」と高い評価を口にした。
さらに「我々にはある程度決まった野手のグループがいて、彼らを起用していくことになる。でも(エドマンとヘルナンデスは)怪我明けだから、以前と同じような出場時間になるかと言えば、少なくとも最初のうちはそうならないと思う。だから、毎日出場するわけではない選手たちにもある程度の出番があると思う」と、主力2選手の復帰後もプレー時間を確保できる見通しだという。
指揮官によれば、エドマンは18日(同19日)のチーム復帰を願っており、ヘルナンデスは17日(同18日)に傘下3Aで実戦テストを行う予定。同じく18日(同19日)に復帰できる可能性もあるという。
(THE ANSWER編集部)