今季公式戦では古巣と初対戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日（日本時間17日）、本拠地で行われるエンゼルス戦の前に旧友たちとの再会を果たした。エンゼルスは2023年まで6年間在籍した古巣。グラウンドで談笑し、握手やハグを交わす場面が続いた。

　試合前練習でグラウンドに出た大谷。左翼でキャッチボールを終えると、中堅方向へ。次々と古巣の選手が集まった。右翼、一塁ベンチにも入り、旧友たちと交流。三塁側ベンチに戻り、場内を一周した。

　毎年のように選手が大きく入れ替わる大リーグだが、大谷と苦楽を共にした仲間はまだエンゼルスに残っている。打撃のアドバイスを求められたこともある“愛弟子”のジョー・アデル外野手やザック・ネト内野手が近寄ってくると、満面の笑みで迎えた。

　ペリー・ミナシアンGMともハグを交わした。移動するたびにコーチ陣やスタッフが次々に集まり、人の輪はなかなか解けない。5分ほど大谷の人徳をうかがわせるシーンが続いた。両チームは今季、公式戦では初対戦となる。