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20連勝グッドマン陣営、地元記者から「井上尚弥が弱くなっている」の意見も一蹴 対戦の意向変わらず「誰であれ勝つ」

ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位サム・グッドマン(オーストラリア)は14日、豪州・シドニーでセサール・バカ・エスピノーザ(メキシコ)と同級ノンタイトル10回戦を行い、3-0(99-92、99-91、100-90)の大差判定勝ちを収めた。これでデビュー20連勝(8KO)。陣営は、試合後に世界同級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との対戦を熱望した。グッドマンのプロモーターは、地元局記者からの井上に関する意見を一蹴している。

大差判定勝ちを収めたサム・グッドマン(右)【写真:Getty Images】
大差判定勝ちを収めたサム・グッドマン(右)【写真:Getty Images】

エスピノーザに大差判定勝ち

 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位サム・グッドマン(オーストラリア)は14日、豪州・シドニーでセサール・バカ・エスピノーザ(メキシコ)と同級ノンタイトル10回戦を行い、3-0(99-92、99-91、100-90)の大差判定勝ちを収めた。これでデビュー20連勝(8KO)。陣営は、試合後に世界同級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との対戦を熱望した。グッドマンのプロモーターは、地元局記者からの井上に関する意見を一蹴している。

 グッドマンは昨年12月24日に井上と有明アリーナで戦う予定だったが、来日直前、母国でのスパーリングで左目上を裂傷。試合が1か月延期となったが、ここでも直前に左目上を再び負傷。試合13日前の1月11日に対戦中止が発表された。今回の試合でも左目付近をカットしたが、約10か月ぶりの試合を勝ち切った。

 試合後グッドマン本人は、「イノウエと戦いたい。チャンスが欲しいんだ」と対戦を熱望。グッドマンをプロモーションする「ノーリミット・ボクシング」のジョージ・ローズCEOも、オーストラリアの放送局「ABCニュース」のジャイ・マックアリスター記者のYouTubeチャンネルのインタビューで「我々はイノウエと戦いたい」と改めて意向を明らかにしている。

 その上で、マックアリスター記者から「イノウエは次戦、アフマダリエフとやることになりそうですが、勝算は50-50に近いように思えます。イノウエは最近やや弱くなっているように感じます」と水を向けられると、「彼はスーパースターだ。彼はボクシング界の伝説であり、4団体統一王者であってほしいと願われる人物だ」と意見を一蹴した。

 続けて「だが関係なくグッドマンは、世界王者になるためには誰であれ勝つ。彼は今夜も勝利した。とてもタフな相手に戦うことが出来ると証明したんだ」と、井上打倒に自信をのぞかせていた。

(THE ANSWER編集部)



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