12号3ラン後の“確信パフォ”が反響

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は9日（日本時間10日）の敵地ダイヤモンドバックス戦で同点の9回に決勝の12号3ランを放った。確信するとバットを放り投げバンザイポーズを披露。この瞬間をとらえた写真に対して、日本人ファンからは球界のレジェンドと重ねる声が続出している。

　会心の一発で出たポーズの反響が続いている。

　11-11で迎えた9回1死一、二塁で打席に立った大谷。右腕トンプソンの4球目、低めのスプリットを完璧に捉えた打球が右翼席へ。打席でバットを放り投げ、バンザイしながら一塁へ走り出すパフォーマンスを見せていた。

　両手を広げてバンザイする姿は、プロ野球史上最多の868本塁打を誇り、世界の本塁打王として知られる王貞治氏が現役時代、本塁打後に喜びを表現した名場面を彷彿。大谷のバンザイポーズが、そのワンシーンと酷似するとの指摘がSNS上の日本人ファンの間で続出した。

　X上では「そうそう！これこれ！」「脳内映像に王さんがでてきました」「王さんが見えた方はかなり居たみたい」「世代を超えたスター2人」「756号ホームランの時の万歳とダブりました」との声で溢れ、衝撃的な一発から一夜明けても盛り上がりを見せていた。

　一夜明けた10日（同11日）のダイヤモンドバックス戦は3打数1安打、3戦連発となる13号はお預けになったが、シーズン48発ペースとなっている大谷。豪快なホームランで新たな名シーンを生んでくれることを期待したい。