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井上尚弥戦前座で米デビュー、異例注目は「いい経験」 12勝11KOの「鉄の拳」中野幹士が計量パス

ボクシングの東洋太平洋フェザー級(126ポンド=57.1キロ以下)王者の中野幹士(帝拳)は4日(日本時間5日)、米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで元WBO北米同級王者ペドロ・マルケス(プエルトリコ)との同級10回戦に臨む。3日(同4日)は同地で前日計量が行われ、米デビュー戦の中野が125.9ポンド(約57.1キロ)、マルケスがリミットで一発クリア。興行はPrime Videoで独占生配信。戦績は29歳の中野が12勝(11KO)、30歳のマルケスが16勝(10KO)1敗。

前日計量をパスした中野幹士【写真:荒川祐史】
前日計量をパスした中野幹士【写真:荒川祐史】

井上尚弥VSカルデナス前座で中野幹士が米デビュー

 ボクシングの東洋太平洋フェザー級(126ポンド=57.1キロ以下)王者の中野幹士(帝拳)は4日(日本時間5日)、米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで元WBO北米同級王者ペドロ・マルケス(プエルトリコ)との同級10回戦に臨む。3日(同4日)は同地で前日計量が行われ、米デビュー戦の中野が125.9ポンド(約57.1キロ)、マルケスがリミットで一発クリア。興行はPrime Videoで独占生配信。戦績は29歳の中野が12勝(11KO)、30歳のマルケスが16勝(10KO)1敗。

 最強モンスターの大型興行で米デビューを飾る。「ミキトー!」と声援が飛ぶ中、中野は表情を変えることなく計量台へ。一発クリアし、フェースオフの睨み合いではマルケスと12秒ほど向き合った。握手を交わし、大舞台へ準備万端だ。

 メインイベントでは、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)がWBA1位ラモン・カルデナス(米国)との4団体防衛戦を行う注目興行。前日計量は先着200人のファンに公開される日本にはない形式だった。中野は「いい経験だったんじゃないですか」と受け入れた一方、「あまり好きではないですけど。お客さんが喜ぶからいいと思いますが」と頭をかいた。

 相手の印象は「映像で見たまんま。上半身はゴツイ」と説明。米デビュー戦となるが「どういう試合にしたいかというよりも、必ず勝つという気持ち。勝つことが大前提。その中でいい勝ち方ができたら」と強調した。

 IBF8位など全4団体で世界ランク入りし、本場で実力をアピールしたいところ。12勝(11KO)で「鉄の拳」の異名を持つ29歳は「日本の時と変わらない。いつも通りです」と万全に仕上げ、異国でも平常心で臨む。

(THE ANSWER編集部)



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