井上尚弥に現地ファン歓声 お断り→本人希望で連日の特別サイン対応「待ってくれてるので」
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が4月30日(日本時間5月1日)、米ネバダ州ラスベガスで調整し、連日のサイン攻めに応じた。5月4日(同5日)にTモバイル・アリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(米国)と防衛戦を予定。試合前のため陣営が一度はファンの求めを断ったが、本人の希望で特別に応じた。

5.4井上尚弥VSカルデナス
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が4月30日(日本時間5月1日)、米ネバダ州ラスベガスで調整し、連日のサイン攻めに応じた。5月4日(同5日)にTモバイル・アリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(米国)と防衛戦を予定。試合前のため陣営が一度はファンの求めを断ったが、本人の希望で特別に応じた。
調整も最終盤に入った井上は、午前に米興行大手・トップランク社を訪問。インタビューを受け、同社CEOのボブ・アラム氏と対面した。以降は同社ジムでの最後の練習を実施。弟の前WBA世界バンタム級王者・拓真と8回のマスボクシング(パンチを当てないスパーリング)で汗を流した。太田光亮トレーナーとミット打ち。充実した時間となった。
前日は出待ちの現地ファンが列をつくり、井上は試合前にもかかわらず異例のサイン対応に励んだ。この日は人数が増えたそうで、調整状況を報告した大橋ジムは「練習を終えましたが、外に昨日以上の長蛇の列ができていて、今日はもう試合前なのでとお断りしていましたが、本人がせっかく待っていてくれてるので、と対応しました」と説明した。粋なサービスに歓声が上がったという。
「とてもいい練習を終えました」と同ジム。井上は2021年6月以来3度目の本場ラスベガスでの試合となる。興行はPrime Videoで独占生配信。戦績は32歳の井上が29勝(26KO)、29歳のカルデナスが26勝(14KO)1敗。
(THE ANSWER編集部)