なぜ? ドジャース9回まさかの珍光景 試合中では滅多にない…注目浴びた本人「安全第一」
米大リーグ・ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス内野手が29日(日本時間30日)、本拠地マーリンズ戦の9回に投手としてマウンドに立った。大差がついたため、投手を温存するための野手登板。SNSで登板した思いとともに、一風変わったヘッドギアを被って臨んだ理由に言及している。

マーリンズ戦
米大リーグ・ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス内野手が29日(日本時間30日)、本拠地マーリンズ戦の9回に投手としてマウンドに立った。大差がついたため、投手を温存するための野手登板。SNSで登板した思いとともに、一風変わったヘッドギアを被って臨んだ理由に言及している。
キケの愛称で知られるヘルナンデスは7回の守備から一塁手として出場し、15-2と大量リードで迎えた9回にマウンドへ。2安打を許しながらも、無失点に抑えた。試合後、インスタグラムを更新。「ドジャースの一員となって9年、遂にドジャースタジアムでピッチングデビューを果たした。ウィメンズ・ナイトにそれができたことを誇りに思っている」と喜びを表した。
昨季も4試合に投げている。話題を呼んだのは、ピッチングだけではなかった。頭には打撃投手が装着するヘッドギアをつけていた。通常のヘルメットとは違い、上部が空いたもので試合のマウンドにつけて上がるケースは珍しい。「皆にプロテクションの使用を気づかせるためにヘルメットを被った」と明かし、投稿には「#SafetyFirst(安全第一)」とも記した。
「僕のマウンドでの仕事については、かなりハッピーだ。弱いコンタクトを誘い、カットボールでコーナーいっぱいに投げた」と、野手登板を振り返ったキケ。一塁へのベースカバーを怠り、内野安打となった場面については「一塁のカバーについては、次の投手守備練習の時に参加するよ」と“失態”に触れることも忘れなかった。
(THE ANSWER編集部)