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大谷翔平がもたらした空前の大ブーム「上がり続けている」 770%upの異常事態、米経済誌も注目

価値の上昇は留まることを知らない。米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の関連グッズや記念品の市場価値について、米経済誌が言及。特にトレーディングカードに関して「ルーキーイヤーからなんと770%も上昇している」と、驚きの価値がついている現状についてレポートしている。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

カード市場で高騰を続ける大谷のカード

 価値の上昇は留まることを知らない。米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の関連グッズや記念品の市場価値について、米経済誌が言及。特にトレーディングカードに関して「ルーキーイヤーからなんと770%も上昇している」と、驚きの価値がついている現状についてレポートしている。

 米経済誌「フォーブス」は、「ファンはショウヘイを愛し、そしてオオタニの記念品を購入することでそれが証明されている」という見出しで記事を掲載した。その中で同誌は「ロサンゼルス・ドジャースなどの野球記念品のコレクターは、ショウヘイ・オオタニの価値が高まっていることに気づいている」として、日米の多くのファンに注目されていることを伝えている。

 カードの価値を追跡するカード・ラダーによると、大谷のカードの価値はルーキーイヤーから770%も上昇。昨年12月に行われた米オークションサイト「ゴールディン」のオークションでは、2018年「トップス トランセデント ’52 スーパーフラクター・ルーキーカード」が、24万6440ドル(約3770万円)で落札。また18年「ボウマン クローム オレンジ・リフラクター サイン入りルーキーカード」も53万3140ドル(約8160万円)で落札された。

 これに関して同誌は、オンライン・マーケットプレイスと格付けを手がけるアリーナ・クラブのチーフバイヤーのジャスティン・シャンプ氏の「オオタニが(MLBに)に登場したとき、彼はまったくの無名でした。ドジャースという市場性の高いチームに来て、しかも人種のるつぼのような街で、オオタニはマーケティングのマシンになったのです」という談話を紹介している。

 続けて記事は、大谷の「ボブルヘッドデー」にはスタジアムに行列ができることや昨季の50本目のホームランボールが439万2000ドル(約6億6320万円、手数料込み)で落札されたこと。2023年以来、大谷ユニホームの売り上げが同サプライヤーである米ファナティクス社の売上1位であることなどに言及。同社を親会社に持つ米老舗カード会社「トップス」でも、昨季の「50-50」達成時のカードが1枚12ドルで合計800万ドル(約11億円)の収入になり、売上に大きく寄与していることを伝えている。

 最後は、カードの鑑定を行うPSAのライアン・ホージ社長の言葉を引用。「(現状は)殿堂入りしたケン・グリフィーJrのカードに対する鑑定依頼の方が多いが、オオタニも特にグラウンドでの活躍で伝説が増えているので、それに追いつきつつある」。高騰を続ける大谷カードの価値を伝えている。

(THE ANSWER編集部)



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