大谷翔平、敵軍への塁上ジェスチャーに指摘「軽くやったんだ」 気づいた敵将「笑ってしまった」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が敵将にジェスチャーを送っていた。4月28日(日本時間29日)の本拠地マーリンズ戦で2打数1安打3四球で4度出塁。昨季までドジャースの一塁コーチを務めたマーリンズのクレイトン・マッカロー監督と再会し、塁上でウィンクをしたという。同監督が「心の中で笑ってしまった」と明かしている。

大谷がウィンク
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が敵将にジェスチャーを送っていた。4月28日(日本時間29日)の本拠地マーリンズ戦で2打数1安打3四球で4度出塁。昨季までドジャースの一塁コーチを務めたマーリンズのクレイトン・マッカロー監督と再会し、塁上でウィンクをしたという。同監督が「心の中で笑ってしまった」と明かしている。
30日(同5月1日)の同カードの試合開始前。マッカロー監督はベンチの前で米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の取材に応じた。昨季、大谷とは塁上でヘルメットをぶつけ合う「ヘッドバンプ」がお馴染み。今季はクリス・ウッドワード一塁コーチと交わす場面もあり、同監督は「おいおい、あれは俺たちのだぞと感じますか?」と質問を受けた。
これに対し「いやいや、あれはショウヘイのだよ。彼は去年、あれをやって良い年を過ごした」と回答。さらに「昨日、彼が二塁へ盗塁した時に私に軽くウインクをやったんだが、私は心の中で笑ってしまった」とジェスチャーを受けたことを明かし、「彼が成功すると、これ以上嬉しいことはない。知っての通り、彼は本当にいいヤツだから」と指摘した。
試合前には昨年ワールドシリーズ制覇の記念リングを贈呈され、ドジャースナインから祝福を受けた。大谷は第1打席に入る前にも右手でヘルメットを触って挨拶。マッカロー監督も笑顔で応答した。試合は延長の末、ドジャースが7-6でサヨナラ勝ちした。
(THE ANSWER編集部)