ゴルフ新大会を創設者・前澤友作氏が総括 課題と手応えはたくさん、次の野望は「ジュニア教室」

批判の声も理解「それは知っています」
ただ、コース内は華やかだった。各組についたラウンドガールやスーパーカーの展示。事前告知でネット上から批判も出たが、前澤氏は純粋な思いを明かした。
「エゴサをしているので、それは知っています(笑)。ただ、意味はありません。大会を華やかにしたいという思いだけです」
その上で「大会を長く続ける」と宣言した。
「ZOZOは6年契約でしたが、この大会はできるだけ長くやりたいです。来年もこのコースでと考えています。今年は開催が決まって4か月で準備期間が少なくてできませんでしたが、来年はプロアマ大会にジュニアゴルファーが参加できる『ジュニアデー』を設けるつもりです」
前澤氏は2022年1月、「周辺が森に囲まれ、電線や建物が一切見えない」とほれ込み、同コースを購入した。以来、一般開放はせずにプライベートコースとして管理し、今大会の開催につなげた。「当面」はそのスタイルを維持することも宣言した。
「ジュニアゴルファーのアカデミーをここで作りたいという思いがあります。それは本当に実現していきたいです」
前澤氏が公言してきた人生論は「好きなことをやればいい」。同氏にとってその一つがゴルフであり、今後も惜しみなくアイディアと資金を投資し、ゴルフ界の発展に寄与していく。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)