菅野智之が米メディアに明かした選手名

　今季から米大リーグ・オリオールズでプレーしている菅野智之投手が、地元局のインタビューに応じた。「対戦を楽しみにしている打者」について、大谷翔平とアーロン・ジャッジの超大物2人をピックアップ。「ずっとテレビで見てきたので……」と説明した。

　菅野は26日（日本時間27日）、オリオールズ戦を中継する地元局「MASN」のグラウンドインタビュー「O’s Xtra」に登場。35歳でメジャー挑戦し、5試合で2勝1敗、防御率3.54と好成績を残し、インタビュアーから「打者の中で対戦を楽しみにしているのは？」と質問を受けた。

　好調の右腕は「やっぱり大谷選手だったりジャッジ」と即答。「大谷選手は同じ日本人として素晴らしい選手ですし、ずっとテレビで見てきたので対戦したいなと。ジャッジは同じリーグで一番いいバッターだと思うので、左右でいいバッターを自分なりに挙げました」と理由も説明した。

　ここまで4失点以上したことがなく、直近2試合は7回まで投げるなどイニングも消化。「悪かった先発機会がないと思うけど、なぜですか」という質問には「試合前の入念な準備、キャッチャーとの打ち合わせを大事にしているので、それがいい方向に出ていると思います」と明かした。

　日本のサイ・ヤング賞（沢村賞）2回、セ・リーグMVP3回という実績を紹介され、「日本では快適に野球をされていたと思うのですけど、なぜアメリカに？」という問いも。「やっぱりこっちでプレーするのがずっと目標であり、夢。昨季は自分自身いいシーズンを送れたので、もう一度夢を叶えに来ました」と回答。尊敬するメジャーリーガーにオリオールズOBの上原浩治氏を挙げた。