アンソニー・バンダが「株式会社ポケモン」を訪問

　米大リーグのドジャース選手が日本滞在を振り返った。3月に「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」で来日。空き時間に、選手たちは築地や浅草など東京の観光地を満喫した。一方で31歳左腕のアンソニー・バンダ投手は、とある日本企業の社長と対面。そこでねだったサインを手に「一生に一度の経験のように感じる」と喜びを語っている。

　思わず顔がほころんだ。バンダが訪れたのは東京・六本木にある「株式会社ポケモン」の本社。「子供のころから大ファンだったからここに来られてとても興奮しているよ」と語り、大量に並べられた「ピカチュウ」のぬいぐるみを前にとびきりの笑顔を見せた。

　さらに同社の石原恒和社長とも対面。「彼は全てのものにサインしてくれたよ。これがそうだ」と言って取り出したのはポケモンカードだ。包装の下部には、石原氏のサインが入っている。「これはかなり、かなり特別だと思う。少なくとも僕にとっては一生に一度の経験のように感じるよ」と満足そうに語った。

　ドジャースは日本時間17日、公式YouTubeチャンネルで「ドジャースの休日―東京、日本」と題する動画を公開。この中ではバンダのほかに、クレイトン・カーショー投手らが相撲を体験した様子も伝えている。

　ポケモンカフェやグッズストアにも足を運んだ様子のバンダ。「彼（息子）が欲しい物を買ってあげたよ、ぬいぐるみやキーホルダーなんかをね。僕はカードにしたよ。全部買わないといけないからね」と“爆買い”を告白した。最後には大きな袋を手にしながら「素晴らしい日、素晴らしい日だ！」と満面の笑みで語っている。