大谷翔平「彼の方が年上だから」 今永昇太との交流で見えた謙虚さ…前田からは超貴重アイテムGET
米大リーグは18日で開幕から1か月が経過した。東京でスタートした今季、早くも数々の名場面が生まれる中、メジャーで活躍する日本人選手たちの交流でも、印象的な場面があった。

メジャーで日本人選手が交流
米大リーグは18日で開幕から1か月が経過した。東京でスタートした今季、早くも数々の名場面が生まれる中、メジャーで活躍する日本人選手たちの交流でも、印象的な場面があった。
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○東京Dに日本人5選手が集結
3月18日、19日に東京ドームで行われた開幕シリーズ。第2戦の試合後には、ドジャースの大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希、カブスの今永昇太、鈴木誠也がグラウンドで記念撮影をした。
自然な流れで今永がセンターになると、ドジャース専属カメラマンが「もっと寄って! ショウヘイ、真ん中へ!」と指示し、今永も譲る姿勢に。しかし、大谷は「It’s okay. He is older(いいんだ、彼の方が年上なんだから)」と咄嗟に流暢な英語で断った。
年長者を立て、謙虚さが際立つ一部始終をMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が公式Xで投稿。米ファンからも「とても礼儀正しい!」「すごくジェントルマンだね」と反響が寄せられていた。
○今永とダルビッシュが変化球談義
4月16日(日本時間17日)のパドレス―カブス戦。試合前のグラウンドには、今永とダルビッシュ有の姿があった。2人はボールの握りや肘の角度などを、身振り手振りを交えて熱心に議論している様子。対戦相手同士でキャッチボールをする光景もあった。
これに、米イリノイ州地元局「マーキースポーツ・ネットワーク」のレポーターのテイラー・マクレガーさんが反応。自身のXで「ショウタは、特定の変化球でどのようにスピンをかけるかについて、ユウに聞いていたと私に明かしてくれた」と2人の会話内容の一部を紹介していた。
○マエケン画伯のレアアイテムを大谷がGET
3月31日、大谷がインスタグラムのストーリー機能に投稿したのは、タイガース・前田健太のデザインがプリントされた白のTシャツ。何とも独特のタッチで大谷とデコピンが描かれていたが、さらに腹部には前田のサインと絵が黒のペンで記されていた。「TO:Shohei&Decoy」「Have a great season!!」の文字と、「LA」の帽子を被りバットを振る大谷の姿だ。
ことの発端は3月14日。カブスとの開幕シリーズのため日本に滞在していた大谷が、突然インスタグラムに「マエケンさんこれにサインください」とメンションをつけて投稿したことにある。ドジャースは米国に戻り、前田の所属するタイガースと対戦。そこで2人は対面していた。
大谷がゲットした超貴重アイテムには、ネット上の日本人ファンから「打球の向きがボテボテのゴロを示唆してるのがまた秀逸」「一気に値打ち上がったな」「打者大谷が右打ちなのがさすがマエケン画伯!」などの声が上げられて、話題となっていた。
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今季のメジャーリーグでは、オリオールズの菅野智之とメッツの千賀滉大が2勝1敗、パドレスの松井裕樹が7登板で防御率1.29をマークするなど活躍。互いに刺激を受けながら高め合っている。
(THE ANSWER編集部)