河村勇輝、味方も驚く背面パスに絶賛 受けた本人「僕のことは見えていなかった」「あれはアメージング」
米プロバスケットボール(NBA)のグリズリーズと2way契約を結ぶ河村勇輝が13日(日本時間14日)、レギュラーシーズン最終戦の本拠地マーベリックス戦に途中出場。自己最多の12得点をマークするなど、28分5秒の出場で132-97の勝利に貢献した。第2クォーター(Q)には“オーバーヘッドパス”を披露。受けた味方選手も「アメージングだった」と驚きを隠せずにいた。

マーベリックス戦
米プロバスケットボール(NBA)のグリズリーズと2way契約を結ぶ河村勇輝が13日(日本時間14日)、レギュラーシーズン最終戦の本拠地マーベリックス戦に途中出場。自己最多の12得点をマークするなど、28分5秒の出場で132-97の勝利に貢献した。第2クォーター(Q)には“オーバーヘッドパス”を披露。受けた味方選手も「アメージングだった」と驚きを隠せずにいた。
第2Q残り4分手前、河村は自陣で相手が保持していたボールをスティール。ゴールに走る味方に向け、両手でパスを送った。自身の背中側へ、頭を越して大きくボールをぶん投げる。これがマービン・バグリー三世に綺麗に渡って得点。現地実況も「ここでオーバーヘッドパスだ。そこにいるのはわかっているよ、ピンポイントパスだ! ってね! このプレーにおけるユウキの気づきは素晴らしい」と舌を巻くほどのビッグプレーだった。
グリズリーズの公式メディア「グラインド・シティ・メディア」のXは「マービン・バグリー三世がユウキ・カワムラの常軌を逸したパスについてコメント」とつづって、パスを受けたマービン・バグリー三世の談話を紹介。「あれはアメージングだったよ。僕のことは見えていなかったと思うけど、(カワムラが)頭の上から後ろに投げた。彼のためにフィニッシュしなきゃと思ったんだ」と驚きを見せつつ、得点への使命感も語った。
河村はこの試合で12得点をマーク。3ポイントシュートは3本決め、5アシスト、5リバウンドも記録し、レギュラーシーズン最終戦で存在感を見せつけた。
(THE ANSWER編集部)