今季0本塁打→9月に6発 ドジャースMVPトリオに隠れた伏兵エドマンが覚醒「少し驚いてるよ」
ロバーツ監督も重要性強調「打順のどこでも置ける。相手にとって悪夢だ」
大谷翔平、ベッツ、フリーマンのMVPトリオに隠れた29歳の伏兵が輝きを放ち、デーブ・ロバーツ監督は「パワーには驚いているよ。守備でも多才だけど、良い打席を重ねている。今夜の反対方向への本塁打は我々にとって、とても重要だった」と称賛。「短い期間にもかかわらず、移籍後すでに6発打っている。その全てが価値のある本塁打だと感じられるものだ」と高評価し、重要性を強調した。
「非常に大きな存在。スイッチヒッターだし、打順のどこにでも置ける。我々の打線をよりタフにしてくれている。どこで打とうが、相手にとってはマッチアップするのは悪夢だろう」
チームは地区優勝マジックを1つ減らして「7」に。19日(同20日)のマーリンズ戦は10連戦の7試合目となり、プレーオフ進出も決定間近。日米20人超の報道陣に囲まれたエドマンは「ここ最近は僕のキャリアで最高の域に入るだろうね」と自信を深めた様子だ。投手陣は離脱者が多いが、大谷が49個目の盗塁を決めるなど攻撃陣の奮闘で勝利を重ねるドジャース。覚醒した男の存在はこの上なく大きい。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)