ESPNが現役選手トップ100をランキング

　米スポーツ専門局「ESPN」が11日（日本時間12日）に「MLBランク2024：球界のトップ100選手をランキング」と題する記事を掲載。米大リーグ選手の独自ランキングを発表したが、大谷翔平投手は9位だった。右ひじの手術で今季は打者に専念することが影響したが、それでも日米のファンから疑問の声が上がった。このランキングには、現役選手から異論の声も。エンゼルスのマイク・トラウト外野手の評価には「馬鹿げている」「間違いなくトップ5」とライバル選手が反応している。

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　長らく「メジャー最強選手」の呼び声が高かったトラウトがトップ10からも陥落した。トラウトは19位に位置付けられていたが、これに現役選手も異論を唱えている。

　同局の公式インスタグラムは「バスター・オルニーがMLBのランキングについて、現役選手たちからフィードバックを受けた」とつづり、マット・オルソン内野手（ブレーブス）、カルロス・コレア内野手（ツインズ）のコメントを紹介した。

　オルソンは「マイク・トラウトが19位。これは馬鹿げている」と一蹴。コレアも「Oooooh。これは好きになれない…。彼（トラウト）がグラウンドに立っている時は間違いなくトップ5の選手だ」とトップ10はもちろん、5本の指に入るべき存在だと主張したという。

　トラウトは20歳だった2年目の2012年に新人王に輝くと、その年から2020年まで9年連続でMVP投票5位以内に入る活躍を見せた。3度のリーグMVP、11度の球宴選出を誇る球界を代表するスターだが、近年は怪我に悩まされている。昨季は82試合の出場にとどまり、打率.263、18本塁打、44打点だった。