FIBAアジアカップ予選1次ラウンド Window1

　男子バスケットボールの「FIBAアジアカップ予選1次ラウンド Window1」第2戦が25日、東京・有明コロシアムで行われ、世界ランク26位の日本が同29位の中国に76-73で勝利し、開幕2連勝を飾った。国際バスケットボール連盟（FIBA）は公式サイトで日本の快挙を称賛。勝利の立役者を紹介している。

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　FIBA公式サイトは「88年ぶりに、遂に日本がウィンドウ1で中国を撃破した」との見出しで記事を掲載。「常に応援してくれるホームのファンに支えられた日本代表は、スロースタートを切り、中盤にリードを奪うと、終盤の反撃をしのぎ、約90年ぶりに主要な国際バスケットボール大会で中国を破った」と試合展開を追いながら、日本の勝利を称えた。

　その中で注目したのが馬場雄大。「ゲームのヒーロー：ユウダイ・ババはこの歴史的勝利の主役となり、フィールドゴール成功率60％で24得点（うち3ポイントシュートが4/6）、4リバウンド、2アシスト、1スティールを記録した」と個人スタッツを紹介した。「スタッツは嘘をつかない：ババはこれまでのFIBAの大会で自己最高のエフィシエンシー（EFF）27を記録した」と評価指標でも高い数値を叩き出したと伝えた。

　最終クォーターには216センチのヤン・ハンセンをスピンムーブでかわし、アンドワンを獲得する得点も決めるなど、獅子奮迅の活躍を見せた馬場。中国のアレクサンダル・ジョルジェビッチ監督に「彼を止める術を見つけられなかった」と言わしめたほどだった。