世界卓球団体戦、日本は男女ともGL首位突破

　世界卓球団体戦（韓国・釜山）は19日、女子グループリーグ（GL）最終戦でチーム世界ランク2位の日本が同14位ブラジルに3-0で勝利を収め、首位突破を決めた。五輪内定者の3人でオーダーを組み、GL4戦とも3-0の全勝。特に世界ランク5位の早田には「強すぎる!!」「礼儀正しくて笑顔が素敵な人」「強すぎて可愛くて草」とファンが驚愕している。

【注目】“くいこみ”問題やズレ、ムレ、モレの悩みを軽減！　大学生アスリート６人がCW-X「スポーツ専用ショーツ」を試してみました（W-ANS ACADEMYへ）

　早田は貫禄の勝利を挙げた。同87位の19歳ジュリア・タカハシと対戦。バックハンドでチャンスをつくり、強烈なフォアハンドで得点を奪うなどペースを握った。第1ゲーム（G）は11-5で先取。第2Gも11-4で奪うと、第3Gは4-2から連続スマッシュで得点を重ねた。高速バックハンドも炸裂。11-4で奪い、相手を寄せ付けなかった。試合後は審判や相手にペコペコとお辞儀をしながらタッチ。健闘を称え合った。

　張本美和、平野美宇も続いて3-0の圧勝。早田は平野とともに4戦全勝だが、1Gも取られていない。X上の日本人ファンから「つえー」「強すぎる!!」「えぐい勝てんやろこれ」「強い。頼もしい」「礼儀正しくて笑顔が素敵なひとだった」「強すぎて可愛くて草」「さすがエースだ」「ひなちゃんの気合いと貫禄が凄すぎた」と感服する声が相次いだ。

　今大会で8強入りすればパリ五輪団体戦の出場権を獲得。日本女子はルクセンブルク、イラン、南アフリカに全て3-0で1試合も取られることなく開幕3連勝していた。グループ首位突破で21日からの決勝トーナメントは2回戦（16強）からとなり、この日の勝利で五輪切符に王手。悲願の世界一へ、エースの奮闘が期待される。