ファンフェスタに参加し、ポルシェ贈呈の真意を説明

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は3日（現地時間4日）、本拠地ドジャースタジアムで行われたファンフェスタに参加し、移籍後初めてファンの前に姿を見せた。ここで明かしたのが、昨年末に世界を騒然とさせた“ポルシェ贈呈事件”の真意だ。

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　大谷は昨年12月、チームメートとなったジョー・ケリー投手の妻アシュリーさんに高級スポーツカーのポルシェを1台ポンとプレゼントして話題となった。アシュリーさんは大谷のドジャース入りが決まる前から、ケリーの背番号17を“譲りますキャンペーン”を展開。子どもたちも含め、一家総出の動画をSNSに掲載し、大谷のドジャース入りを願っていた。

　願いが通じたのか大谷のドジャース入りは実現し、ケリーの背番号17は大谷に譲渡され、99に変更となった。するとある日、アシュリーさんに大谷からポルシェが1台届けられたのだ。球界にとどまらず、欧州でもメディアが取り上げるなど大きな話題となった。

　大谷はこの日、米専門局「スポーツネットLA」のインタビューに応じ、この真意を初めて自らの口で語っている。まず「僕が見た中で最高のビデオ」と、アシュリーさんが公開したムービーの素晴らしさを称えた。

　さらに「背番号って選手にとってはそれくらいの積み上げた価値があるので、それに対するお礼というか……。ありがとうという感じです」と、ケリー夫妻への感謝を口にしていた。