米記者はグラウンド外で74億円を稼ぐと指摘

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手はグラウンド外でもその絶大な影響力を発揮している。ドジャース入団が公になった後、米記者は契約金以外でも約74億円を稼ぐと推測。それだけ企業に求められる注目度を持つが、16日にはそんな魅力を垣間見せる出来事があった。

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「最高の宣伝」「さりげなく世界に発信」などと日本ファンからも感心の声が上がった。今月「パワプロ30周年×プロスピ20周年アンバサダー」に就任した大谷。発表から数時間後に、思わぬ発信を自ら行っていた。

　飼っている愛犬・デコピンの写真2枚。つぶらな瞳でカメラの方を見上げているが、一緒に写っている実況パワフルプロ野球のマスコット「パワプロくん」人形は破壊されてしまったようだ。周りには綿が飛び出しており、デコピンのいたずらによるものだと思われる。

　インスタグラムのストーリー機能で公開されたが、2つの投稿には「＠konami」とメンションが付けられていた。クリックすれば、同社のアカウントに飛べる仕組みだ。フォロワー700万人を誇る大谷の発信により、多くの日本ファンの目に触れることになった。

　ぬいぐるみが無残な姿となったにも関わらず、パワプロ・プロスピ公式Xは「もう少し頑丈でワンちゃんと遊びやすいパワプロくんを準備しなきゃでやんす…！」と大谷の発信に粋な投稿で応えていた。ファンからも「ストーリーにタグ付けされるKONAMIは最高の宣伝になってるだろうな」「KONAMIにメンションしてるのもポイント高い」「KONAMIの宣伝うますぎ」「犬を載せてKONAMIさんをメンションしたら相乗効果でこれ位以上の宣伝効果ないわけで」「宣伝のためにkonamiをさりげなく世界に発信」などと、大谷のちょっとした気遣いを称賛していた。

　高級車「ポルシェ」、海外ファッションブランド「ボス（BOSS）」、人材サービス事業などを展開する「ディップ」など手広く携わっている大谷。米全国紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者は大谷がグラウンド外でも5000万ドル（約74億円）を稼ぐとXで指摘しているが、それも納得の注目度と人柄だ。