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井上尚弥、決戦まであと9日 練習公開でパヤノ撃破へ自信「問題なくクリアできる」

ボクシングWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が28日、賞金トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦(10月7日・横浜アリーナ)へ向けて所属ジムで練習を公開。3ラウンドのマススパーリングなどで汗を流した。2014年以来、4年ぶりのサウスポー対策として、6月から開始したスパーリング数は計120ラウンド超。充実した練習を積んでいる様子で、9日後に迫った大一番へ向けて「自分が望んでいた試合、舞台が用意されたので、全力で挑むだけです」と意気込んだ。

WBSSへの意気込みを語る井上尚弥【写真:編集部】
WBSSへの意気込みを語る井上尚弥【写真:編集部】

大橋ジムで練習を公開、120回超のスパーリングこなし万全調整

 ボクシングWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が28日、賞金トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦(10月7日・横浜アリーナ)へ向けて所属ジムで練習を公開。3ラウンドのマススパーリングなどで汗を流した。2014年以来、4年ぶりのサウスポー対策として、6月から開始したスパーリング数は計120ラウンド超。充実した練習を積んでいる様子で、9日後に迫った大一番へ向けて「自分が望んでいた試合、舞台が用意されたので、全力で挑むだけです」と意気込んだ。


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 WBSS初戦のパヤノ戦まで10日を切った。サウスポー相手に3ラウンドのスパーリング。その後3ラウンドのミット打ち。上着を羽織ってのシャドーボクシング。その後はサンドバックを打つなど、集まった報道陣の前で体を動かした。「練習も順調に進んでいる。体重調整とあとは微々たる調整だけ。準備はできています。今回もすごく順調」。体重もリミットまで残り1.5キロと調整は万全。笑顔がのぞく場面もあった。

 パヤノは五輪にも出場したアマでも実績のあるテクニシャンだが、ラフファイトも得意とする。前評判では井上が圧倒的だが、決して楽な相手ではない。それでも大橋会長は「今の調子なら全く問題ない」ときっぱり。井上も「対策もしているし、イメージもしている。向かいあってみないとわからないですが、サウスポー特有の見えない角度からくるアッパーは警戒」と冷静に分析。久々のサウスポーとの対戦にも「全然問題ない。距離感さえしっかりと把握して、自分が戦える距離でやれれば問題なくクリアできる」と力を込めた。

(THE ANSWER編集部)




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