卵巣がん克服から優勝「最高の気分」 2季ぶり国内Vのフィギュア選手に称賛の声「凄く優美だ!」
フィギュアスケートのカナダ選手権は13日(日本時間14日)、アルバータ州カルガリーでアイスダンスのフリーダンス(FD)が行われ、リズムダンスで首位発進していたパイパー・ギレス、ポール・ポワリエ組が136.17点をマーク。合計222.95点で2季ぶりの優勝を果たした。昨季はギレスの卵巣がんの治療のため欠場。国内王者に返り咲き「最高の気分」と歓喜している。
カナダ選手権
フィギュアスケートのカナダ選手権は13日(日本時間14日)、アルバータ州カルガリーでアイスダンスのフリーダンス(FD)が行われ、リズムダンスで首位発進していたパイパー・ギレス、ポール・ポワリエ組が136.17点をマーク。合計222.95点で2季ぶりの優勝を果たした。昨季はギレスの卵巣がんの治療のため欠場。国内王者に返り咲き「最高の気分」と歓喜している。
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王者が返ってきた。華麗な演技でカナダの観客を魅了したギレス、ポワリエ組。2位に22.45点差をつけて表彰台の頂点に立った。ギレスは金メダルを掲げて笑顔を見せ、カナダ・スケート協会の公式X(旧ツイッター)に対し「最高の気分」と歓喜。「王者のようなスケートができた。私たちが何者か思い出して氷上に立てた。これを世界選手権の足がかりにしたい」と前を見据えていた。
ギレスは昨季の国内選手権を「虫垂炎」で欠場。同年3月の世界選手権には出場し銅メダルを獲得していた。後に自身のインスタグラムでステージ1の卵巣がんを患い、その治療手術を受けるために国内選手権を欠場したことを告白していた。現在は「健康」だそうで、今季はグランプリ(GP)シリーズ中国杯とスケートカナダで優勝していた。
諦めずに困難を乗り越え国内の頂点に立ったギレス、ポワリエ組。X上の海外ファンからは「とっても嬉しいわ!」「金メダルおめでとう。パフォーマンスは物凄く優美だった!」「よくやったよ」「私の心の中ではいつも王者だよ」と称賛が送られていた。
(THE ANSWER編集部)