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井上尚弥、26戦無敗を裏付ける「時代遅れじゃない」技術 米専門記者が指摘する本当の凄さとは

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、世界で最も権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」の「Fighter of the Year」(年間最優秀選手)に日本人として初めて選ばれるなど評価を高めている。同誌のライアン・ソンガリア記者も井上が戦うたびに称賛を送る一人。日本時間13日にも「ナオヤ・イノウエは研究するのには素晴らしいボクサーだ」と投稿し、その理由もつづった。

井上尚弥【写真:荒川祐史】
井上尚弥【写真:荒川祐史】

ソンガリア記者が井上について投稿

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、世界で最も権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」の「Fighter of the Year」(年間最優秀選手)に日本人として初めて選ばれるなど評価を高めている。同誌のライアン・ソンガリア記者も井上が戦うたびに称賛を送る一人。日本時間13日にも「ナオヤ・イノウエは研究するのには素晴らしいボクサーだ」と投稿し、その理由もつづった。


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 2022年12月にバンタム級で4団体統一した井上。スーパーバンタム級に転向した2023年は初戦でいきなり2団体王者スティーブン・フルトンを8回TKOで下し、12月にはもう一人の2団体王者マーロン・タパレスを10回KO。たった1年で2階級目の4団体統一の快挙となった。

 キャリア26戦26勝(23KO)と無敗を誇る井上。KO勝率も88%と凄まじい。ソンガリア記者は2018年には当時のツイッター(現X)で「ナオヤ・イノウエが日本史上最も偉大なボクサーになる日が来ることに疑いの余地はないだろう」と期待しており、2019年5月に当時WBA世界バンタム級王者だった井上がワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝でIBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を相手に2回TKO勝ちした際には「ナオヤ・イノウエは完璧なるデストロイヤー(破壊者)だ」と舌を巻いていた。

 フルトン戦などでも称賛の言葉を送っていた同記者。日本時間13日には「ナオヤ・イノウエは研究するのには素晴らしいボクサーだ」とXに投稿。その理由をこう記している。

「全てのパンチに力を注ぎ、それらを出来るだけ短い距離で放ち、その後危険を避けるためにどこへステップを踏むべきか正確に分かっている事以外にスペクタクルなことは何もしない。基本動作が時代遅れでないことの証明だ」

 KO勝ちを重ねている井上だが、ソンガリア記者は特別なこと以上にボクサーとしての基本がしっかりと根付いていると指摘。海外メディア、ファンからも評価される理由がここにもあると言えそうだ。

(THE ANSWER編集部)





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