レイズからドジャースに移籍したグラスノーが米ポッドキャスト番組に出演

　米大リーグ・ドジャースに入団した山本由伸投手に、新しく同僚となるタイラー・グラスノー投手も興味津々だ。米ポッドキャスト番組に出演したグラスノーは「彼に会うのが楽しみ。何を吸収できるか。アイデアをやり取りしたい」と期待。司会者から2人の間で「ドジャース内で最高の髪型争い」が始まるとの見解が飛び出すと、「彼の髪型はステキだよね」と笑顔で同意した。

【注目】“くいこみ”問題やズレ、ムレ、モレの悩みを軽減！　大学生アスリート６人がCW-X「スポーツ専用ショーツ」を試してみました（W-ANS ACADEMYへ）

　サラサラのロングヘアーをなびかせた剛腕が、笑顔で新たな同僚との対面を心待ちにした。米メディア「ジョムボーイ・メディア」のポッドキャスト番組「クリス・ローズ・ローテーション」に出演したグラスノーは、山本の加入が決まった時のことを「素晴らしかった。実現すると思ってなかったんだ」と振り返った。

　山本と同じジョエル・ウルフ氏を代理人に持つグラスノーは今オフ、レイズからのトレードで一足早くドジャースに移籍。日本人右腕の動向は気になっていたようで、「詮索はしたくなかったけど……」としつつ、代理人に状況を確認していたという。ただ、代理人からは曖昧な返答のみ。さらに噂ではニューヨーク行きも囁かれていたため、「実現した時は、素晴らしかったよ」と興奮気味に語った。

　山本はやり投げを使うなど、独自の調整法を用いることで知られている。ドジャースと結んだ12年契約の中には、パーソナルトレーナーやフィジカルセラピストを付けることも盛り込まれているという。グラスノーは「彼に会うのが楽しみだ。あと彼が従える専門家たちともね」と、帯同するスタッフと話すことも心待ちにした。

「彼はウエートルームでかなりトレーニングするタイプではなく、柔軟性を重視している。僕もどちらかというともうウエートルームに籠るタイプではないけど、柔軟性には注力しているんだ。彼と彼の専門家たちから何を吸収できるか。アイデアをやり取りしたいし、ダグアウトで通訳を介して沢山話したいね」と興味津々の面持ちで話した。

　司会のクリス・ローズ氏からは「彼は君にドジャースのメンバーで誰が最高の髪型かの競争を与えるだろうね」と思わぬ意見が。グラスノーが「彼の髪型はステキだよね」と笑顔で同意すると、ローズ氏は続けて「彼はすでに全身LA（ロサンゼルス）スタイルだ」と称賛。グラスノーも「そうだね」と頷いた。

　代理人に山本がどんな人か尋ねたというグラスノー。「彼はとても自信を持っているそうだ。他の多くの日本人と同じく、敬意に満ちていて勤勉。それでいて勝負所で動じない闘志を持っているって。素晴らしいよね。両方を兼ね備えているなんて、人間として最高だ。ワクワクしているよ」と新たに同僚となる日本人右腕にすでに心躍っているようだ。