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「この階級で最高のボクサーは自分」 打倒井上尚弥に燃えるアフマダリエフが示す「倒すための武器」

昨年12月にマーロン・タパレス(フィリピン)に10回KO勝ちを収め、世界スーパーバンタム級4団体統一王者となった井上尚弥(大橋)。圧倒的な強さに世界が驚く中、注目を集めているのは次戦の相手だ。複数のボクサーが候補に挙がる中、元WBA&IBF世界同級王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が「倒すための武器を持っている」と発言。「私は彼が戦ってきた相手とは違う」と自信を見せた。

世界スーパーバンタム級4団体統一王者となった井上尚弥【写真:荒川祐史】
世界スーパーバンタム級4団体統一王者となった井上尚弥【写真:荒川祐史】

米専門メディアのYouTubeチャンネルに出演

 昨年12月にマーロン・タパレス(フィリピン)に10回KO勝ちを収め、世界スーパーバンタム級4団体統一王者となった井上尚弥(大橋)。圧倒的な強さに世界が驚く中、注目を集めているのは次戦の相手だ。複数のボクサーが候補に挙がる中、元WBA&IBF世界同級王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が「倒すための武器を持っている」と発言。「私は彼が戦ってきた相手とは違う」と自信を見せた。


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 昨年4月にタパレスに判定負けを喫して王座から陥落していたアフマダリエフは、12月16日(日本時間17日)の再起戦でケビン・ゴンザレス(米国)に8回TKO勝ち。再び王座戦線に戻ってきた。井上がその後にタパレスを破って4団体を統一したことを受け、米専門メディア「ファイトハイプ」公式YouTubeチャンネルに出演した。

 動画内でアフマダリエフはタパレス戦の井上のパフォーマンスについて「あれは良い戦いだった。でもこの戦いでイノウエは少し彼自身ではなかったよう見えた。大勢の人が予想していたよりタフな戦いだった。私自身もこの戦いはもっと短くなると思っていた。それでも10回で終わらせたのは良い事だったし、タパレスもいい戦いをした」と評価。その上で「2024年後半などに戦えるとしたら、どんな戦いになると思う?」との問いに、こう答えた。

「私は指名選手だし、もし彼が戦いたくてオファーしてきたら、私たちはきっとすぐに受ける。彼とリングに上がる準備はできている。そしてもちろん、チャンピオンとして、この階級で最高のボクサーは自分だと思っているし、イノウエを倒すための武器を持っている。この階級で一番のパワーがあるし、彼が直面したことのないようなパワーを見せつけるだろう。間違いなく彼が対決してきた中で最高のボクサーだ」

 パワーの違いを強調するアフマダリエフ。井上のパワーについては「彼がリング上で成し遂げていることに尊敬するし、感心している。階級を上げて、みんなをKOしているのは素晴らしいことだ」としつつも、「でも私は彼が戦ってきた相手とは違うんだ。私がスパーした2階級上のボクサーは、パンチにショックを受けていた」と豪語した。

「フットワークなど他のことも考えている。だからリング上ではスタイルが試合を繰り広げることになるから、何が起こるかわからない。彼は間違いなく強力なパンチを持っているし、とても爆発的だ。でも突ける弱点はある」と語っている。

(THE ANSWER編集部)




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