アブダビGP予選

　自動車レースのF1今季最終戦アブダビGPは25日に予選が行われ、アルファタウリの角田裕毅は自己最高の6番手となった。チーム公式X（旧ツイッター）は、自身の走りを振り返る角田の動画を公開。このレースを最後に退任するフランツ・トスト代表に向けたメッセージと2人の熱いハグを見た日本のファンからは「胸が熱くなる」「泣いてしまう」と感涙の声が寄せられている。

【注目】“くいこみ”問題やズレ、ムレ、モレの悩みを軽減！　大学生アスリート６人がCW-X「スポーツ専用ショーツ」を試してみました（W-ANS ACADEMYへ）

「フランツのために！」と笑顔で力強く言い切った。予選を自己最高の6番手で終えた角田は、アルファタウリ公式Xの動画に登場。「今季最高のポジションだったので、とても嬉しい」などとレースを振り返った。

　現在、チャンピオンシップポイントで7位ウィリアムズと7点差の8位につけているアルファタウリ。「チームチャンピオンシップで7位で終えられるように全力を尽くしたい」と意気込んだ角田はひと息つくと、「フランツのために（For Franz）！」と笑顔で続けた。

　映像はここで切り替わり、今レースを最後に退任するトスト代表と角田が抱擁を交わすシーンに。日本のファンからは「泣いた」「動画の締めのふたりのハグに胸が熱くなる」「For Franz!でこの笑顔、そして熱い抱擁ですよ」「泣いてしまう、けどこういうのを待ってたんだよ」「最後の『For Franz！』涙でそうぅぅ」と感涙のコメントが集まった。

　角田は24日には自身のインスタグラムを更新し、トスト代表を惜別する特製ヘルメットの写真を公開。英語で「私がアルファタウリに加入する前から彼はいつでも私を支援してくれて、私は彼から数多くのことを学んできた。一緒に素晴らしい最後のレースができることを願っています」などと恩師への思いを綴っていた。