米オクラホマ州テレビ局の気象予報士が発見した共通点とは

　プロ野球「SMBC日本シリーズ2023」は、阪神が4勝3敗でオリックスを制し、38年ぶり2度目の日本一となって幕を閉じた。“関西ダービー”として話題となったシリーズだが、優勝した阪神には米オクラホマ州からも意外な注目が。同州テレビ局の気象予報士が38年前との“共通点”を発見し、「とても素晴らしい！」と伝えている。

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　本当に「バースの再来」だった？　今季から阪神に加入したシェルドン・ノイジー外野手は、日本シリーズで2本塁打を放つなど日本一に貢献。優秀選手の1人に選ばれた。阪神ファンを熱狂させた奮闘ぶりに、古巣関係者も注目。ドジャース傘下3Aオクラホマシティ・ドジャースの実況担当アレックス・フリードマン氏は自身のX（旧ツイッター）で「元オクラホマシティ・ドジャースかつ、オクラホマ大で傑出していたシェルドン・ノイジー」と記しつつ、第7戦での活躍を紹介した。

　この投稿にオクラホマ州のテレビ局「KWTV-DT」で気象予報士を務めるアンドリュー・アダムズ氏が反応。「これは、1985年と2023年のハンシン・タイガースは両方ともオクラホマと繋がりがある選手の助けによって日本シリーズを制したことを意味する。オクラホマ出身のランディ・バースとテキサス州フォートワース出身でオクラホマ大の選手だったシェルドン・ノイジーだ」と引用ポストした。

　バース氏は1985年には3冠王を獲得。リーグMVPと日本シリーズMVPの両方に輝くなど、阪神を2リーグ制以降初の日本一に導いた。オクラホマ州とゆかりのある選手が38年のときを越えて阪神の日本一に貢献したことにアダムズ氏は「とても素晴らしい！」と感慨深げだった。