セリーナの試合は裁けない!? 審判がボイコット検討「誰も守ってくれない」
元審判は不安心情代弁「微妙な判定をしてしまえば、誰も守ってくれない」
記事では「テニスの審判は特定の試合に関して意見を述べることを禁じられている」とした上で、ラモス審判が母国ポルトガル紙「トリビューナ・エクスプレッソ」に「私は大丈夫だ。難しい状況ではあるが」と語ったことにも言及。さらに「他の審判達は怒りをあらわにしている」ことにも触れている。
「リチャード・イングス元審判は、ESPN(米放送局)に対してこの件に関しての対応についてWTAへの不満を述べており、『次のラモスになるのではと皆恐れている。微妙な判定をしてしまえば、誰も守ってはくれないと感じている』としている」
一方で、イングス氏の「審判たちによるセリーナに対するボイコットまでは及ばないだろうと述べた」という見通しも伝えている。
自らの起こした行為による波紋はしばらく収まりそうにない。本当に審判たちがセリーナの試合のジャッジをボイコットするような事態になるのか――。この問題はしばらく後を引きそうだ。
(THE ANSWER編集部)