アストロズ―レンジャーズ戦でアクシデント

　米大リーグで20日（日本時間21日）に行われたア・リーグ優勝決定シリーズ・アストロズ―レンジャーズ戦で両軍が入り乱れる乱闘騒動が発生した。

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　レンジャーズが4-2とリードして迎えた8回の攻撃。無死一塁でアドリス・ガルシアに対し、アストロズのブライアン・アブレイユ投手が投じた速球が胸元を襲い、左肘付近に直撃した。すると、ガルシアはすかさず捕手のマーティン・マルドナドに詰め寄り、胸を押して一触即発の空気に。すると、両軍ベンチから選手が飛び出した。チームメートに引きはがされたガルシアは怒りが収まらないのか、隙を見て、輪の中心に突っ込もうとするなど物々しい空気となった。

　ガルシアは前の打席で逆転3ランを放ち、ド派手なパフォーマンスを披露しており、これに対する報復の可能性もある。この騒動で試合はおよそ12分中断。結局、投手のアブレイユと打者のガルシア、さらにアストロズのダスティ・ベイカー監督は退場となった。ベイカー監督は中断中もベンチに居座り抗議を続けた。