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井上尚弥を意識するフェザー級王者が完勝 陣営は井上に投げかけ「我々は王座懸ける意思ある」

15日(日本時間16日)に米テキサスで行われたボクシングのIBF世界フェザー級タイトル戦で、王者ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)がジョエト・ゴンサレス(米国)に3-0(118-110、117-111、116-112)の判定勝ち。王座防衛を果たした。陣営はWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)と将来的な対戦に期待しており、米記者も「ゆくゆくイノウエが再び階級を上げた時……」と注目している。

ジョエト・ゴンザレスに判定勝ちしたルイス・アルベルト・ロペス(右)【写真:Getty Images】
ジョエト・ゴンザレスに判定勝ちしたルイス・アルベルト・ロペス(右)【写真:Getty Images】

IBF世界フェザー級タイトル戦でロペスが勝利

 15日(日本時間16日)に米テキサスで行われたボクシングのIBF世界フェザー級タイトル戦で、王者ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)がジョエト・ゴンサレス(米国)に3-0(118-110、117-111、116-112)の判定勝ち。王座防衛を果たした。陣営はWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)と将来的な対戦に期待しており、米記者も「ゆくゆくイノウエが再び階級を上げた時……」と注目している。


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 ロペスは序盤から優位に試合を進め、ボディージャブ、強烈で素早い左のカウンターから相手を攻め立てるシーンも。大差の判定で完勝した。

 試合前、米専門メディア「ボクシングシーン.com」は「ルイス・アルベルト・ロペスがジョエト・ゴンサレス戦後にイノウエを求める『ロベイシでは売れない』」との見出しで記事を掲載していた。「もしゴンサレス戦で全てが上手くいけば、ロペスはより大きな試合を目指す」と記されており、ロペスのマネージャーを務めるエクトル・フェルナンデス・デ・コルドバ氏のコメントを伝えている。

 コルドバ氏は「ゴンサレス戦後にイノウエをフェザー級へ迎え入れたい」とコメント。ロペスとWBO世界フェザー級王者ロベイシ・ラミレス(キューバ)を比較し「どの試合がしたいか我々は分かっている。ロベイシは良い選手だが(チケットは)売れない。良い視聴率を得られて金を稼げるのはロペスとの試合だ。イノウエが自身の異名を試してみたいのであれば、我々は王座を懸ける意思があるぞ!」と投げかけた。

 昨年バンタム級で4団体統一の偉業を成し遂げた井上は、今年7月のスーパーバンタム級転向初戦でスティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ち。新階級のベルト2本を手にした。もう一人の同級2団体王者マーロン・タパレス(フィリピン)との4団体統一戦を希望しているが、さらに1つ上の階級に井上が上げた場合、ロペス陣営は対戦を希望しているようだ。

 英ラジオ局「トーク・スポーツ」のマイケル・ベンソン記者は、試合後に自身のX(旧ツイッター)で「トップランクがルイス・アルベルト・ロペスvsロベイシー・ラミレスのIBF&WBOフェザー級世界統一戦を実現できることを本当に願っている。素晴らしいファイトになるだろうし、ゆくゆくナオヤ・イノウエが再び階級を上げたときには、そのファイトの勝者はナオヤ・イノウエが引き受けるべき、大きな挑戦状として浮かび上がるだろう」と投稿。ロペス―ラミレスの統一戦、その勝者の井上との激突を頭に思い描いていた。

(THE ANSWER編集部)

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