ヤンキース戦に「2番・DH」で出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は18日（日本時間19日）、本拠地ヤンキース戦に「2番・DH」で出場する。前日には35号2ランを含む4打数3安打で勝利に貢献。ヤンキースファンを公言する米名物司会者は自身の番組で、「ヤンキースは今すぐオオタニが必要だ」とトレード獲得“指令”を出していた。

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　エンゼルス―ヤンキースの3連戦初日となった17日（同18日）、試合前に大谷の獲得をヤ軍に提言したのはリッチ・エイゼン氏だった。米ストリーミングサービス「Rokuチャンネル」で自身がホストを務める「ザ・リッチ・エイゼン・ショー」公式YouTubeチャンネルで公開された動画内でヤンキースの現状を「お粗末だ」と表現した。

　エイゼン氏は「見るのがつらい。ジャッジが離脱しているのは分かっているが、投打がかみ合っていない」とヤンキースを酷評。その一方で、エンゼルスも16日（同17日）の本拠地アストロズ戦で大谷が34号を放ちながら敗戦したことを「オオタニが仕事をしたのに、またもや勝てなかった」と指摘。「両チームとも上手くいっていないのだ」と語った。

　18日（同19日）の試合前の時点でヤンキースはワイルドカード圏内まで2ゲーム差。エンゼルスは6ゲーム差があった。エイゼン氏は「もうすぐ8月になる。ヤンキースは今すぐオオタニが必要だ」と強調。「この3試合は重要になる。自軍のためだけでなく、エンゼルスにワイルドカード圏内まで9ゲーム差を付けるためにもだ。そうすればブライアン・キャッシュマン（ヤンキースのGM）からの電話に出ざるを得なくなる」と力説していた。

　3連戦の初戦はエンゼルスが延長10回に4-3でサヨナラ勝ち。「この3日間でエンゼルスのシーズンを破滅させ、今すぐオオタニを獲得せよ！」と熱く語ったエイゼン氏の願いは、第2戦でヤンキースに届くだろうか。