ヤンキース戦「2番・DH」で出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は17日（日本時間18日）、本拠地ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。2点を追う7回の第4打席で3戦連発となる35号同点2ランを放った。大谷の活躍を見慣れているはずのロサンゼルス放送席も大興奮。「彼のような人は他にいない！」「英雄的だ！」と絶賛が止まらなかった。

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　ヤンキース右腕を粉砕した。2点を追う7回2死一塁の第4打席だ。キングが投じた外寄り96.9マイル（約155.95キロ）の速球を中堅左へ。フェンスに達した中堅手がジャンプするも、打球は壁の向こう側で跳ねた。打った直後からスタンドインを確信していた大谷は、一塁を回ったところでガッツポーズ。大歓声の中、ベンチで兜をかぶって同僚と喜び合った。

　これには米ロサンゼルス放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の実況席も大興奮。解説のエ軍OB投手、マーク・グビザ氏は「彼のような人は他にいない！　大きすぎる瞬間などない！　ショウヘイが同点弾！　ワァオ！　ショータイム！」と絶叫。「素晴らしいバットフリップも（笑）　英雄的だ！」と大谷が打った直後に見せたバット投げにも注目していた。

　実況のウェイン・ランダッゾ氏も「メッセージは明らかだ。この男は世界で最高の選手だ。歴史上でも最高の選手かもしれない。相手チームのユニホームを着た巨人がどれだけ過去にいたとしても、この男はそれらの中でも傑出した巨人だ」と唯一無二っぷりを独特の表現で伝えた。