MLBのデータ解析システム「スタットキャスト」を担当するデビッド・アドラー氏が来日

　米大リーグ（MLB）公式サイトでデータ分析を担当している名物記者が来日して日本の野球を“視察”しているようだ。11日に甲子園で行われた阪神―ヤクルト戦を外野席から観戦。ビールを満喫しながら「お気に入りのハンシン・タイガースの選手」の弁当を手にする写真を自身のツイッターに投稿している。

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　鮮やかな外野の芝を背景に、手にしたのは「サトテルのトリプル牛肉弁当」だ。もう1枚の写真には、ビールをすする自身の姿も映っている。

　ライトスタンドから撮影された2枚の写真をツイッターに投稿したのはMLBのデータ解析システム「スタットキャスト」を担当するデビッド・アドラー氏だ。文面に「NPBの1試合目――コウシエン」と記載している。

　試合開始直前に投稿されたこのツイートには「テルアキ・サトウを私のお気に入りのハンシン・タイガースの選手とすることに決めたので、彼のベントウをゲットした」と記されており、阪神の佐藤輝明内野手に特に注目していたようだ。

　佐藤はこの日、4打数無安打に終わったが、阪神は2-1で勝利。アドラー氏は試合中にも「コウジ・チカモトも好きだ」と投稿。「彼の応援歌は最高だし、中堅でのプレーもスムーズ。そしてなにより、打率が高い」と近本光司外野手の魅力を列挙した。試合後には近本のグッズを手に入れたことも明かしている。