ライブBPで対戦、千賀が三振を奪う

　米大リーグ・メッツに移籍した千賀滉大投手が19日（日本時間20日）のライブBPに登板。2019年の本塁打王に輝いているピート・アロンソ内野手にフォークボールも投げ込み、空振りを奪った。米メディアはアロンソのコメントを紹介。“お化けフォーク”について「ここでは滅多に見かけない。本当にユニークな変化だ」などと絶賛している。

【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し　運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って？（W-ANS ACADEMYへ）

　ライブBPに登板した千賀は、アロンソに対して外角のボールで空振りを奪って三振に仕留めた。2019年に年間53本塁打、昨季も40発で打点王に輝いた強打者も体勢を崩し、自分のスイングが出来ていなかった。

　米誌「ニューヨーク・ポスト」は、千賀の投球を絶賛するアロンソのコメントを記事で伝えた。「彼はとてもよかった。本当にシャープだ。彼の球はとてもよく、キレがあった。彼が味方で幸せだよ」と語ったという。

　千賀の切れ味鋭いフォークは、打者の目には消えたように見えることから“お化けフォーク”と称される。米国でも「ゴースト」と表現される一球について、アロンソは「ここでは滅多に見かけない。本当にユニークな変化だ。彼独自の球だよ」と称賛。記者から「どんな変化だった？」と聞かれると「分からない。だからゴーストピッチと呼ばれているんだろう」と返答したという。

　これを記者会見で伝え聞いた千賀は、笑いながら「This is Ghost」と一言。集まった米メディア関係者を笑わせていた。