王者フルトン、井上尚弥の転級知って思わぬ行動 興行主に直談判「興奮が必要なんだ」
ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との対戦が米メディアで報じられているWBC&WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(米国)が、米ポッドキャストに出演。対戦を熱望する理由を「興奮が必要なんだ」と明かした。
フルトン「イノウエの転向を聞いて電話した」
ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との対戦が米メディアで報じられているWBC&WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(米国)が、米ポッドキャストに出演。対戦を熱望する理由を「興奮が必要なんだ」と明かした。
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キャリア21戦全勝の王者フルトンは米放送局「ショータイム」のボクシング番組で司会を務めるブライアン・カスター氏のポッドキャスト番組「ラスト・スタンド」に登場。2021年の世界スーパーバンタム級王座統一戦で判定勝利したブランドン・フィゲロア(米国)とフェザー級で対戦することも予想されていたが、井上との試合実現を望む背景をこのように説明した。
「フィゲロアとは11月から話し合っていた。試合をする唯一の理由は批判を沈めるためだけだった。みんな『接戦だった。こっちが勝ったんだ』とか話していたからそれを黙らせたかった。そのあと、イノウエの転向を聞いたんだ。(マネージャーの)ルイス・デ・クバスに電話したよ。それからアル(ヘイモン)とも電話で話した。自分がやりたいことだったんだ」
米興行大手「プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)」を主催するアル・ヘイモン氏に井上との対戦を直訴したというフルトン。井上の次戦はスーパーバンタム級転向初戦となるが、対戦を熱望する理由について「興奮が必要なんだ。もう何にも興奮しなくなっている。これこそが活気づいた時の感覚だろう」と熱弁していた。
(THE ANSWER編集部)