MLB専門局の人気番組内での特集

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は昨季、自己最多15勝を挙げ、防御率2.33、219奪三振と躍動。2年連続のア・リーグMVP受賞は逃したが、新たな歴史を刻み続ける二刀流に対し、MLB専門局の「史上最も偉大な選手は誰だ？」という特集で、パネリストはジャイアンツのレジェンドともに、現役選手である大谷の名前を挙げている。

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　MLB専門局「MLBネットワーク」の人気番組「MLBトゥナイト」の公式ツイッターでは「Greatest of all time（史上最も偉大）」を意味する「野球界のGOATは誰なのか？」というパネリストの討論動画を公開した。

　メッツなどで通算メジャー136勝を挙げたロン・ダーリング元投手らパネリスト2人がメジャー通算3283安打、660本塁打を記録しているジャイアンツのレジェンド、ウィリー・メイズ元外野手の名前を挙げる中、名物司会のグレッグ・アムシンガー氏は異論を唱えた。

「私もウィリー・メイズが大好きです。彼は全てこなせましたね。ピッチング以外は」と深くため息をついたアムシンガー氏は「史上最も偉大な選手は、私が今季サイ・ヤング賞とMVPを受賞すると予想している男です。ショウヘイ・オオタニは我々が目撃した中で、最も偉大で才能溢れる野球選手です。個人的には他を寄せ付けない存在です」と大絶賛。今季メジャー6年目を迎える段階で、二刀流のスーパースターはすでに史上最高と認定している。

「時速101マイル（約162キロ）のサイ・ヤング賞有力候補で、9回あたりの奪三振数は常軌を逸しています。爆弾（ホームラン）を放ちます。しかも、スピードもある。申し分ありませんね」とアムシンガー氏は大谷こそ史上最も偉大なメジャーリーガーと断言していた。