「NBCスポーツ・ベイエリア」が「日本の剛速球投手」と紹介

　ポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指していた藤浪晋太郎投手は、アスレチックスとの契約合意が海外メディアに伝えられた。アスレチックスの地元局は「ショウヘイ・オオタニとかつて比べられた投手」と紹介し、「すんなりとオークランドの先発陣に入っていくだろう」と期待している。

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　米カリフォルニア州地元局「NBCスポーツ・ベイエリア」は、「日本の剛速球投手フジナミとアスレチックスが契約合意」と見出しを打った記事を早速掲載した。「MLBのスーパースター、ショウヘイ・オオタニとかつて比べられた投手」「フジナミは高校時代、オオタニと同じレベルでドラフトの目玉だった」と同世代のスター、大谷翔平投手（エンゼルス）の名前を挙げて紹介している。

　同局は「プロ入り直後は優秀な成績を残したが、コントロールや怪我に苦しみ、数年間は1軍と2軍を行き来した」と不振の数シーズンにも触れた。しかし「2022年は10試合の先発と6試合の救援に登板し、防御率3.38を記録して復活を遂げた」と復調に注目している。

　さらに「四球率はキャリアベストの7.6％で、アスレチックスは彼の才能に賭けたのだろう。90マイル前半のスプリット、鋭いスライダー、剛速球という3つの武器を持っている」と期待。「フジナミは多くのサポートを受けながら、すんなりとオークランドの先発陣に入っていくだろう」とローテーション入りに太鼓判を押した。