井上尚弥は「解き放たれたモンスター」 WBSS正式参戦決定に米メディア大興奮
プロモーター「イノウエを迎え入れることができて興奮している」
今大会を主催するプロモーターのカレ・ザワーランド氏は「シーズン2の素晴らしいバンタム級大会にイノウエを迎え入れることができて興奮している。彼はそのリング名、“The Monster”に合致していると証明してきた。イノウエは非常にエキサイティングなファイターで絶対的な力を誇っている。イノウエは母国・日本の最大のアイドルの1人となり、いまや彼の技術を至高の舞台である(モハメド・)アリ杯のトーナメントで示すチャンスを迎えたのだ」と称賛している。
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WBSSは団体の枠を超えた8人のトップランカーによって争われる、高額賞金トーナメント。昨年9月にスタートした第1回大会はクルーザー級とスーパーミドル級で、実に賞金総額5000万ドル(約53億円)をかけて最強王者を争ってきた。今回が第2回となる。
井上以外には、WBAスーパー王者のライアン・バーネット(英国)、WBO王者のゾラニ・テテ(南アフリカ)、IBF王者のエマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)ら現王者に加え、5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)、WBA2位で17戦全勝のジェイソン・モロニー(オーストラリア)、元WBA世界バンタム級スーパー王者ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ)の参戦が決定している。
残り1枠が誰になるかにも注目が集まっているが、V筆頭候補の参戦決定に、ボクシングの本場米メディアと主催者も興奮を隠しきれない様子だった。
(THE ANSWER編集部)