ドンチッチがNBA史上初の躍動

　米プロバスケットボール（NBA）で、衝撃のトリプルダブルが生まれた。27日（日本時間28日）、マーベリックスのルカ・ドンチッチがニックス戦で60得点、21リバウンド、10アシストをマーク。2点ビハインドで迎えた第4クォーター（Q）終了間際には、残り1秒で同点シュートを決めた。米ファンからは「信じられない」「驚異的だ！」などと興奮の声が上がっている。

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　1人で凄まじい活躍を見せた。ドンチッチは次々と得点を重ねるも、第4Qの残り33.2秒時点では9点ビハインドに。それでも諦めなかった。113-115と2点差に詰め寄った残り4秒からのフリースロー。ドンチッチは意図的に外すと、競り合いでこぼれてきたボールを掴み、倒れこみながらシュート。これが決まり、終了1秒前に同点とした。場内は大喝采。奇跡的に同点で第4Qを終えた。

　この試合、ドンチッチは60得点、21リバウンド、10アシストでトリプルダブルを達成。通算53度目だが、60得点＆20リバウンドを超えてのトリプルダブルはNBAの歴史上初めての偉業だった。ツイッター上の米ファンからは「彼は違うな」「驚異的だった！」「ルカ・マジックだ」「奇跡的なショット」「これはクレイジーだよ」「信じられない」「彼のダンスよ」「ルカのリアクションが全てだ」などと衝撃を受けたコメントが書き込まれていた。

　同点に持ち込んだマーベリックスは、延長戦の末に126-121でニックスに勝利。4連勝となった。