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フィギュア三原舞依を「みんな大好きになった」 振付師が米メディアに語った秘話

フィギュアスケートの全日本選手権は22日、大阪・東和薬品RACTABドームで女子ショートプログラム(SP)が行われ、世界女王の坂本花織(シスメックス)が国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、今季世界最高得点となる77.79点をマークし、首位発進。2位には坂本と同門でグランプリ(GP)ファイナルを初制覇した三原舞依がつけた。米メディアは三原の復活ストーリーに注目。振付師が明かした「みんな彼女が大好きになった」というエピソードを紹介している。

2位につけた三原舞依【写真:Getty Images】
2位につけた三原舞依【写真:Getty Images】

全日本フィギュアスケート選手権女子SP

 フィギュアスケートの全日本選手権は22日、大阪・東和薬品RACTABドームで女子ショートプログラム(SP)が行われ、世界女王の坂本花織(シスメックス)が国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、今季世界最高得点となる77.79点をマークし、首位発進。2位には坂本と同門でグランプリ(GP)ファイナルを初制覇した三原舞依がつけた。米メディアは三原の復活ストーリーに注目。振付師が明かした「みんな彼女が大好きになった」というエピソードを紹介している。


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 今季は11月のGPシリーズ第4戦の英国大会、第6戦のフィンランド杯を連勝した三原。そのまま12月のGPファイナル(イタリア・トリノ)も制した。その自信は全日本の舞台でも遺憾なく発揮され「戦場のメリークリスマス」の曲に乗り、ルッツ―トウループの連続ジャンプを含め、3本のジャンプをすべてクリーンに着氷。ISU非公認とはいえ、74.70点は自己ベストを更新した。

 米スポーツ専門局「NBCスポーツ」は「病院でキャリアが終わる可能性もあったマイ・ミハラがフィギュアスケーター界のトップへ登り詰める」との見出しで三原の復活までの道のりに注目。「彼女は2022年の国際大会を無敗で終える。4つのタイトルを獲得し世界最高の地位を手にした」と今季の躍進に触れた。

 記事中では三原の振り付け担当のデビッド・ウィルソン氏への電話インタビューによる談話を紹介。「休養中、何が起きているのかよくわかりませんでした。とてもプライベートにしていたから。彼女は健康状態と格闘していました。他の多くの選手よりも大変そうでした。それでも彼女は辛抱し続け、戻って来ました。本当に感動的です」とウィルソン氏は語っている。

 さらに「電話インタビューで、ウィルソンは2019-20年シーズンにミハラが再びスケートするのか分からなかった時期を回顧。彼女のコーチが、また一緒に仕事をすることを聞いてきたという」という話とともに、ウィルソン氏が「光栄だった」と語ったことも紹介している。

 さらに、同メディアはウィルソン氏が明かした最近のエピソードも紹介。「多くの若いスケーターがいるトロントのクラブでミハラが2週間過ごした時『みんな子どもたちは彼女を大好きになった』という。『(スケートへの情熱は)彼女は15歳の時のままです。彼女が、過去の自分自身や他の選手に比べて、より多く持ち合わせているものは、現在は異なる形で偶然現れている彼女自身についての成熟度です』とウィルソンは話した」と報じている。

 逆転で全日本初制覇を狙う三原。女子フリーは24日に行われる。

(THE ANSWER編集部)



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