[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

本田圭佑、長谷部誠、香川真司はなぜいないの? W杯だけ見る派のファンが知らない現在地

サッカー日本代表が7大会連続7回目の出場を果たしたカタール・ワールドカップ(W杯)。前回ロシア大会は決勝トーナメントに進出し、同1回戦では世界最強の呼び声高かったベルギーに敗れて8強入りの夢はついえた。4年前に悔し涙を流し、今回も代表に名を連ねたのは6人。長年、主力選手として活躍してきた本田圭佑、香川真司、長谷部誠、岡崎慎司の名前はなかった。サッカーファン以外にも存在を認知されていた4人の“その後”を紹介する。

日本代表の主力として長年活躍した本田圭佑、香川真司、岡崎慎司(左から)【写真:Getty Images】
日本代表の主力として長年活躍した本田圭佑、香川真司、岡崎慎司(左から)【写真:Getty Images】

ライトなファン向けに紹介「長谷部は? 岡崎は? 香川は? ケイスケホンダは?」

 サッカー日本代表が7大会連続7回目の出場を果たしたカタール・ワールドカップ(W杯)。前回ロシア大会は決勝トーナメントに進出し、同1回戦では世界最強の呼び声高かったベルギーに敗れて8強入りの夢はついえた。4年前に悔し涙を流し、今回も代表に名を連ねたのは6人。長年、主力選手として活躍してきた本田圭佑、香川真司、長谷部誠、岡崎慎司の名前はなかった。サッカーファン以外にも存在を認知されていた4人の“その後”を紹介する。

【特集】初代金メダリストが次世代に繋ぐサポートの輪「夢を持ってくれたら」 / スケートボード・堀米雄斗選手インタビュー(GROWINGへ)

「長谷部は? 岡崎は? 香川は? ケイスケホンダは?」

 1日に森保一監督が代表メンバーを発表した後、本田はツイッターにこのような文面をつづり、話題を集めた。4年に一度のお祭りを楽しむようなライト層からすれば、意外と同調してしまう疑問かもしれない。いずれも、近年の日本代表を支えてきた“トップランナー”。代表から身を引いた者もいるとはいえ、時代の移り変わりを感じずにはいられないのもまた確かだ。

 2010年南アフリカ大会で初めてW杯メンバーに選出された時からW杯での目標を「優勝」と言い続けてきた本田。初戦のカメルーン戦で決勝ゴール、3戦目のデンマーク戦でも驚異的な直接FKを叩き込んで世界に名を売った。2014年ブラジル大会は1分け2敗でGL敗退となったが、初戦のコートジボワール戦で先制弾を決めるなど、存在感は示した。スーパーサブとなった4年前のロシア大会は、途中投入された2戦目のセネガル戦では日本史上初となるW杯3大会連続ゴールも決めた。大会後、カタール大会は目指さない意向を示したものの、21年東京五輪のオーバーエイジ枠での出場にも意欲を見せていたように、日本代表への思いの強さは大きかった。

 そんな気持ちとは裏腹に、所属クラブでの出場機会は減り、移籍も繰り返した。2005年の名古屋から始まったプロキャリアは10か国、11チーム(登録だけも含む)にも及ぶ。その中にはACミラン(イタリア)といった欧州ビッグクラブだけでなく、メキシコ、アゼルバイジャン、リトアニアといった日本人には馴染みが薄いリーグも含まれている。最近はカンボジア代表の実質的な“監督”として指導にあたり、実業家としての活動も盛んだ。

 しかし、10月には膝の手術も行って選手として次の挑戦を見据えている。今大会は「ABEMA」の大会ゼネラルマネージャーとして盛り上げる。

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集